私は今、アメリカ系外資企業で日本のお客様=会社のために働いています。
そうすると、外資系と日系企業の文化はかなり違うなー、と思うことがたくさんあります。
たくさんある中で、今回は「数字」に対する考え方を紹介させていただきたいと思います。
それでは参りましょう!
結論

早速結論です
外資企業、特にアメリカ系外資企業は数字の達成を最優先事項に置き、そのための仕事をします。
一方、伝統的な日本企業は良い人間関係を保つことを最優先事項に置き、仕事をします。
何となく分かるような分からないような…。というのが皆さまのご感想だと思いますので、ここから
①「数字の達成を最優先事項に置き、そのための仕事を」するとはどういうことか
②「良い人間関係を保つことを最優先事項に置き、仕事を」するとはどういうことか
具体的に説明させていただければと思います。
数字の達成を最優先事項に置き、そのための仕事をする

外資系企業、特にアメリカ系外資はいろんなところで数値目標が設定されています。
そして、その数値目標をどれだけ達成できるか、越えられるか、これが最優先事項になります。
(この「達成しなければいけない」が1人歩きして「外資は怖い、厳しい」というイメージをお持ちの方が多いのかな、と思っています。実際はそんなに怖い会社ばかりじゃありませんよ!)
どういうところで数値目標が設定されているかというと、
売り上げ(=revenue)
案件獲得数(=signings)
自分たちが使うお金(=spend)
自分たちが使うお金のコスト削減(=cost saving)
利益率
稼働時間(=自分たち自身のROI。)
自動化(=自分たちの作業がどれだけ効率化できたか)
などなど、例をあげるときりがないのでここでやめますね汗。
要するに全ては利益を上げるためなのですが、会社全体として利益を上げるために、全ての部門で数値目標が設定されていると思います。
数値目標が売り上げや案件獲得数だけではないので、営業やコンサルだけでなく、エンジニアやバックオフィスで働いている人など全ての人が意識しています。
そしてこの数値目標を達成するためにみんな働きます。
逆に言えば、その数値目標達成以外のことはあまり考えていません。
(もちろん数字が達成できれば何をしても良い、ということではありませんよ!礼儀や気づかいなど、人として当たり前のことは配慮します!)
具体例

まだ分かりにくいと思いますので、具体例を挙げさせていただきますね。
外資系企業は取引先を公正な分析結果のもとに決めます。つまり、どんなに長く付き合ってきた会社でも、切るときは切ります。
一方、日系企業では「長く付き合ってきた取引先は大事な関係」という考えのもと、利益があまり上がらなくてもビジネス関係を続けることがあります。
こんな感じです。
良い人間関係を保つことを最優先事項に置き、仕事をする

つまり、日本人は良い人間関係を保つことを知らないうちに一番重要なことだと考えていると思います。
皆さま数値目標の達成が大事だというのは十分理解していますが、いつも心のどこかで良い人間関係を保つことを気にかけていると思います。
なぜ日本人は数値目標の達成が怖いと感じるかというと、慣れていないからだと思います。歴史をたどると、日本は何でも明確にしない、曖昧さを大事にする文化でした。
曖昧にするのは、結局は人間関係でもめない、ぶつからないための手段だからです。
お願い
今回記載させていただいたことは、あくまで私の体験談です。
そのため、他のアメリカ系外資企業や日本企業で全く同じ文化をお持ちではないかもしれません。
ですが、どこかで壁にぶち当たった時や、行き詰った時の参考になれば私としてこれ以上嬉しいことはございません。
まとめ

今回は、外資系企業と日系企業の違い、その中でも数字に対する文化の違いを紹介させていただきました!
外資企業、特にアメリカ系外資企業は数字の達成を最優先事項に置き、そのための仕事をします。
一方、伝統的な日本企業は良い人間関係を保つことを最優先事項に置き、仕事をします。
これは文化の違いから生じる商習慣です。
最後に:何が幸せかは分からない

外資系企業のように、ロジカルに分析して数値目標を設定し、数値目標を達成するために仕事をすれば、売り上げや利益が上がる場合は多いと思います。
ビジネスの透明性も上がり、またガバナンスもきく組織になると思います。
一方、それが万人にとっての幸せかどうかは私には分かりません。
長年付き合ってきたお客様や取引先と関係を切るのは辛いことです。
様々な考え方や価値観を知って、自分が正しいと思う道を見つけてみてください!
最後まで読んでくださりありがとうございました:)
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